諫鼓苔深く鳥驚かぬ(読み)かんここけふかくとりおどろかぬ

精選版 日本国語大辞典 「諫鼓苔深く鳥驚かぬ」の意味・読み・例文・類語

かんこ【諫鼓】 苔(こけ)=深(ふか)く[=むし]鳥(とり)(おどろ)かぬ

  1. 君主が、善政を施すので、諫鼓を用いることもなく苔が生えてしまい、鳥が鼓の音に驚くこともないの意から、世の中がよく治まっていることのたとえ。
    1. [初出の実例]「刑鞭蒲朽ちて蛍空しく去んぬ 諫鼓苔深うして鳥驚かず〈小野国風〉」(出典:和漢朗詠集(1018頃)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む