諫鼓苔深く鳥驚かぬ(読み)かんここけふかくとりおどろかぬ

精選版 日本国語大辞典 「諫鼓苔深く鳥驚かぬ」の意味・読み・例文・類語

かんこ【諫鼓】 苔(こけ)=深(ふか)く[=むし]鳥(とり)(おどろ)かぬ

  1. 君主が、善政を施すので、諫鼓を用いることもなく苔が生えてしまい、鳥が鼓の音に驚くこともないの意から、世の中がよく治まっていることのたとえ。
    1. [初出の実例]「刑鞭蒲朽ちて蛍空しく去んぬ 諫鼓苔深うして鳥驚かず〈小野国風〉」(出典:和漢朗詠集(1018頃)下)

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