精選版 日本国語大辞典 「諫鼓苔深く鳥驚かぬ」の意味・読み・例文・類語 かんこ【諫鼓】 苔(こけ)=深(ふか)く[=むし]鳥(とり)驚(おどろ)かぬ 君主が、善政を施すので、諫鼓を用いることもなく苔が生えてしまい、鳥が鼓の音に驚くこともないの意から、世の中がよく治まっていることのたとえ。[初出の実例]「刑鞭蒲朽ちて蛍空しく去んぬ 諫鼓苔深うして鳥驚かず〈小野国風〉」(出典:和漢朗詠集(1018頃)下) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例