デジタル大辞泉 「諸心」の意味・読み・例文・類語 もろ‐ごころ【▽諸心】 [名・形動ナリ]ともに心を合わせること。また、そのさま。「御わたりのほども、―に、はかなきこともし出で給ひて」〈源・若菜上〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「諸心」の意味・読み・例文・類語 もろ‐こころ【諸心】 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 相手の気持や考えをくんで協力すること。心を合わせること。また、そのさま。[初出の実例]「むかし、色好む人ありけり。をとこもさまかはらず、もろこころにて、色好む女、これをいかで得んと思ふに」(出典:小式部内侍本伊勢物語(10C前)O) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例