諸羂・諸輪奈(読み)もろわな

精選版 日本国語大辞典 「諸羂・諸輪奈」の意味・読み・例文・類語

もろ‐わな【諸羂・諸輪奈】

〘名〙 緒、紐などの結び方の一つ状箱の紐、また素襖直垂胸紐の結び方で左右対称に輪をつくって結ぶ。
山槐記‐治承四年(1180)二月一八日「又懸紙に加て開函蓋て納表て、覆蓋て以檀紙四枚裹之〈〈略〉仮紙裹布施之、聊以細紙て諸輪奈に結之〉」

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