諸鉤・諸鎰(読み)もろかぎ

精選版 日本国語大辞典 「諸鉤・諸鎰」の意味・読み・例文・類語

もろ‐かぎ【諸鉤・諸鎰】

〘名〙 紐の結び方の一つ。輪を左右に配した結び。蝶結び。⇔片鉤(かたかぎ)
玉葉‐治承四年(1180)正月一九日「男袴腰可左歟、然者引まはして左方に片鎰可結也。〈略〉或説前に引まはして師鎰可結云々」

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