片鉤(読み)カタカギ

デジタル大辞泉 「片鉤」の意味・読み・例文・類語

かた‐かぎ【片×鉤】

ひもの結び目片方だけ輪にして結ぶこと。→諸鉤もろかぎ

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精選版 日本国語大辞典 「片鉤」の意味・読み・例文・類語

かた‐かぎ【片鉤・片鎰】

  1. 〘 名詞 〙 物の結び目に、輪一つを一方に作ること。⇔諸鉤(もろかぎ)
    1. [初出の実例]「申文三通以上時、院宮御申文の裏紙を取て、やりてひねりてむすびついて、かたかぎにゆるにむつひて入闕官筥」(出典:殿暦‐長治二年(1105)正月二五日)

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