片鉤(読み)カタカギ

精選版 日本国語大辞典 「片鉤」の意味・読み・例文・類語

かた‐かぎ【片鉤・片鎰】

  1. 〘 名詞 〙 物の結び目に、輪一つを一方に作ること。⇔諸鉤(もろかぎ)
    1. [初出の実例]「申文三通以上時、院宮御申文の裏紙を取て、やりてひねりてむすびついて、かたかぎにゆるにむつひて入闕官筥」(出典:殿暦‐長治二年(1105)正月二五日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む