謗書(読み)ぼう(ばう)しよ

普及版 字通 「謗書」の読み・字形・画数・意味

【謗書】ぼう(ばう)しよ

非難中傷の書。〔戦国策、秦二〕魏の侯、樂羊をして將として中山を攻めしむ。三年にして之れを拔く。樂羊反(かへ)りて功を語(つ)ぐ。侯之れに謗書一篋(けふ)を示す。樂羊再拜稽首して曰く、此れ臣の功に非ざるなり。君の力なりと。

字通「謗」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

関連語 項目

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android