コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

戦国策 せんごくさく Zhan-guo-ce

6件 の用語解説(戦国策の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

戦国策
せんごくさく
Zhan-guo-ce

中国,周の安王 (前 402即位) から秦の始皇帝にいたるまでの約 250年間の縦横家の権謀術策を 12ヵ国に分けて書いた書。中国古代の「戦国時代」という呼称は,この本に由来する。著者は未詳であるが,漢の劉向が,当時の史料により編集し,『戦国策』と名づけた。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

せんごくさく【戦国策】

中国の史書。33巻。前漢末の劉向(りゅうきょう)編。成立年未詳。戦国時代に諸国を遊説した縦横家の策謀を国別に集めた書。国策。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

戦国策【せんごくさく】

中国,戦国時代の遊士が諸国を遊説した策略を国別に集めた書。時代は周の安王から秦の始皇帝の約250年間にわたり,著者不明。33編。前漢の劉向(りゅうきょう)が宮中の蔵書を校定し,《戦国策》と名づけたという。
→関連項目春秋戦国時代

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

せんごくさく【戦国策 Zhàn guó cè】

古代中国の遊説家の弁論集。原作者は不明。前漢の劉向(りゆうきよう)が宮中の蔵書を整理したおり,〈国策〉〈国事〉〈短長〉などの名称で呼ばれていた諸書を校定し,合わせて1書33編とし,《戦国策》と名づけたという。周の安王から秦の始皇帝の中国統一までの約250年におよぶ,戦国時代の弁士の言説など480条を,12国別に収録している。とくに秦,斉,楚,趙,韓,魏に関するものが多く,蘇秦張儀,范雎(はんしよ),商鞅(しようおう),甘茂ら多くの政客弁士が活躍し,政治,経済,軍事,外交などあらゆる分野にわたって権謀術数をふるい,功名を競うさまが描かれ,当時の国際関係,世相や人心,弁論術の発達などを知ることができる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

せんごくさく【戦国策】

中国、戦国時代の史書。三三編。縦横家の説いた策略を国別に集めたもの。もといくつかの書であったものを前漢の劉向りゆうきようが整理編集。国策。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

戦国策
せんごくさく

中国、前漢末に劉向(りゅうきょう)が編纂(へんさん)した書。劉向が天子の書庫の蔵書を整理したとき、「国策」「国事」「短長」「修書」などと題する竹簡の残余があり、みな戦国のときの遊説(ゆうぜい)の士が、国々の政治への参与を企てその国のためにたてた策謀であったので、劉向は国別にしたものに基づいて、ほぼ年代順に整え、重複を削り、一書33篇(へん)とし『戦国策』と名づけた。後漢(ごかん)の高誘(こうゆう)が注したが、北宋(ほくそう)の初めには多く散逸していたのを曽鞏(そうきょう)がほぼ復原し、南宋(なんそう)の姚宏(ようこう)が刻した(1146)。別に鮑彪(ほうひゅう)は個々の物語の年次を考えて篇章を移し替え、かつ自ら注した本を刻した(1147)。姚本は全33巻、鮑本は全10巻。鮑本には元の呉(ご)師道の校注がある(1365刊)。多く蘇秦(そしん)・張儀(ちょうぎ)らに託して記される権謀術策は、奇知縦横の言論の習錬を意図するようで、史実には関心薄く、小説的でさえある。その文章は『史記』とともに古文家の範とされる。1973~74年長沙馬王堆(ちょうさまおうたい)3号墓から出土した帛書(はくしょ)(うす絹に書かれた文字)のなかに劉向編定以前の「戦国策原本」がみられる。[近藤光男]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の戦国策の言及

【中国文学】より

…この時期に(《荘子》のごとく架空の人物の対話を作るのではなく)実在の人物の言論を想像によって再現する方法を教えた学派(縦横家など)があった。その作文を集めたのが《戦国策》である。その方法を歴史家たちも取り入れたと思われる。…

※「戦国策」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

戦国策の関連キーワード施耐庵禹域胡馬宗主麹氏四岳刵刑機文輔

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

戦国策の関連情報