谷浅見村(読み)やあざみむら

日本歴史地名大系 「谷浅見村」の解説

谷浅見村
やあざみむら

[現在地名]烏山町谷浅見

中山なかやま村の東、那珂川の右岸段丘上に位置し、東境から南境にかけ同川は大きく蛇行する。北は大桶おおけ村、東は那珂川を挟み富山とみやま(現馬頭町)。南北に烏山経由の関街道が通る。慶安郷帳によれば田高一三二石余・畑高五〇四石余、幕府領。寛文一二年(一六七二)烏山藩領となり、天和元年(一六八一)から貞享四年(一六八七)までを除いては同藩領で推移したと思われる。畑方年貢は永納の村であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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