豆田郷(読み)まめだごう

日本歴史地名大系 「豆田郷」の解説

豆田郷
まめだごう

和名抄」東急本は「寄田」と記すが誤り。高山寺本に「末女多」の訓がある。郷域については、吉井川下流西岸の現岡山市に含まれる近世西大寺さいだいじ広谷ひろたに各村を中心とした地域と推定されている(「大日本地名辞書」「岡山県通史」など)。なお吉井川東岸の現邑久おく郡邑久町に豆田の地名がある。宝亀一一年(七八〇)一二月二五日の西大寺資財流記帳(内閣文庫蔵)に上道広成の献じた「備前国大豆田庄」の一巻が載る。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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