共同通信ニュース用語解説 「豪の旧英核実験場」の解説
豪の旧英核実験場
第2次大戦後、オーストラリアは北西部モンテベロ諸島、南部のエミュ、マラリンガの3カ所を核実験場として英国に提供した。先住民アボリジニの土地だったマラリンガでは、大規模実験のほか、約600回の小規模実験により、ウランやプルトニウムによる大規模な汚染が起きた。核実験場としての使用終了後、英国の除染は不完全で、オーストラリアが約1億豪ドル(約91億円)を費やし除染。2009年にアボリジニへの土地返還を完了、軍の演習場指定も14年に解除した。(マラリンガ共同)
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