汚染(読み)オセン

デジタル大辞泉 「汚染」の意味・読み・例文・類語

お‐せん〔ヲ‐〕【汚染】

[名](スル)汚れること。特に、細菌ガス放射性物質などの有毒成分やちりなどで汚れること。また、汚すこと。「工場廃液が河川汚染する」「大気汚染
[類語]汚点よごけが汚濁汚穢おわい汚れ物大気汚染環境汚染複合汚染・環境破壊・ほこりっぽい汚いむさくるしい汚らしい小汚い薄汚いけがらわしいばっちいむさい泥まみれ不潔不浄不衛生不純尾籠びろう醜悪見苦しいみすぼらしいぼろいぼろぼろおんぼろよれよれがたがたぽんこつ老朽化くすむ薄汚れる汚れるすすけるあかじみるまみれる油じみる汗じみるみっともないはしたない醜態老醜無様ぶざま不格好醜いしゅうばばっちいしどけない目障りむさいじじむさいかっこ悪いださい野暮野暮ったい泥臭い不細工田舎臭い不体裁グロテスク不器量弊衣破帽だらしない醜怪浅ましい見辛い見るに見兼ねる

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精選版 日本国語大辞典 「汚染」の意味・読み・例文・類語

お‐せんヲ‥【汚染】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「おぜん」とも ) けがれに染まること。よごれること。また、よごすこと。
    1. [初出の実例]「到州半秋清兼慎、恨有青々汚染蠅」(出典菅家文草(900頃)三・行春詞)
    2. 「大気の汚染に悩む東京に住む彼の眼には」(出典:林檎の下の顔(1971‐73)〈真継伸彦〉一)
    3. [その他の文献]〔後漢書‐陳球伝〕

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普及版 字通 「汚染」の読み・字形・画数・意味

【汚染】お(を)せん

けがす。〔後漢書、陳球伝〕馮貴人(ふうきじん)の冢(ちやうぼ)發(あば)かれ、骸骨暴露(ばくろ)し、と尸をせ、魂靈汚染せらる。

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栄養・生化学辞典 「汚染」の解説

汚染

 (1) 汚れること.大気が排ガスなどにより汚れること.食品に細菌などが混入すること.(2) 混入ともいう.発酵途中目的とする微生物以外の雑菌が繁殖すること.(3) 感染意味に近い使い方もする.

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