豪然(読み)ゴウゼン

デジタル大辞泉 「豪然」の意味・読み・例文・類語

ごう‐ぜん〔ガウ‐〕【豪然】

[ト・タル][文][形動タリ]力強いさま。また、尊大なさま。
一語も発せず―と唯冷やかに眼をすえて」〈露伴・いさなとり〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「豪然」の意味・読み・例文・類語

ごう‐ぜんガウ‥【豪然】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 力強くすぐれているさま。また、尊大でおごっているさま。
    1. [初出の実例]「各人みな毅然豪然として」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android