最新 地学事典 「貝塩上宝テフラ」の解説
かいしょかみたからテフラ
貝塩上宝テフラ
Kaisho-Kamitakara tephra
飛驒山脈南西部の貝塩給源火道から約62万年前に噴出した流紋岩質テフラで,黒雲母を特徴的に含む。給源西方に分布する上宝火砕流堆積物(>40km3)と東方の関東から東北南部にかけての広範囲に分布する降下テフラ(>40km3)からなり,火山爆発指数6の噴火により噴出した。各地で丘陵地形を被覆するローム層や上総層群笠森層中に検出されており,それらの年代決定に関わる中期更新世前半の指標テフラである。参考文献:鈴木毅彦(2000)地理学評論,Vol. 73: 1
執筆者:鈴木 毅彦
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

