貝持貝塚(読み)かいもちかいづか

日本歴史地名大系 「貝持貝塚」の解説

貝持貝塚
かいもちかいづか

[現在地名]三原市小坂町 貝持

小坂おさか川右岸にある貝持山東麓の標高二三メートルの台地状平坦面にある縄文時代後期から晩期の貝塚。表土下に厚さ約三〇―四〇センチのハマグリ主体とする貝層がみられ、黒色有機土層から沈線内に赤色染料を施した浅鉢形丸底の黒色磨研土器、石鏃一〇、貝輪片二、縄文晩期土器片・獣骨・魚骨などが出土

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android