貝葉・唄葉(読み)ばいよう

精選版 日本国語大辞典 「貝葉・唄葉」の意味・読み・例文・類語

ばい‐よう ‥エフ【貝葉・唄葉】

〘名〙 (「ばいたらよう(貝多羅葉)」の略) 多羅樹の葉。インドでは経文を書写するのに用いられた。転じて、経典のこと。
性霊集‐五(835頃)請越州節度使内外文書啓「石室難見、貝葉罕聞者、路険之所致也」 〔鄭剛中‐山斎賦〕

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