貯留岩(読み)ちょりゅうがん(その他表記)reservoir rock of petroleum

最新 地学事典 「貯留岩」の解説

ちょりゅうがん
貯留岩

reservoir rock

多孔質浸透性のある岩石で,その孔隙石油または水・ガス・熱水高温蒸気で満たされているもの。孔隙には,初生的にあった粒子間孔隙粒子内孔隙,また続成作用により形成された結晶形変化溶出による溶脱孔隙,断層運動などにより形成された割れ目孔隙などの二次孔隙もあり,貯留性状に重要な役割を果たす。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「貯留岩」の意味・わかりやすい解説

貯留岩
ちょりゅうがん
reservoir rock of petroleum

油層や天然ガス層を形成している岩石のこと。多孔質かつ浸透性をもつ岩石である。したがって一般には砂岩,多孔質石灰岩,凝灰質砂岩などから成ることが多い。また造構運動などで破壊された,亀裂の多い緻密な岩石が貯留岩となることもある。イランのペルシア湾東岸の油田はこのような石灰質貯留岩で,生産性が高い。貯留岩に好適な岩石の孔隙率は 10%以上で,浸透率は 10ミリダルシー以上である。

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