買収罪(読み)ばいしゅうざい

精選版 日本国語大辞典 「買収罪」の意味・読み・例文・類語

ばいしゅう‐ざい バイシウ‥【買収罪】

〘名〙 公職選挙に際し、特定候補者を当選させるなどの目的で、選挙人または選挙運動者に金品供与、供応など不正の利益を与えることによって成立する罪。公職選挙法二二一条に規定

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の買収罪の言及

【選挙犯罪】より

…このような行為を行うことを選挙違反ともいう。選挙犯罪は,買収罪・選挙妨害罪のような自然犯的・刑事犯的なものと,選挙運動取締規定違反のような行政犯的なものに分けることができる。日本では1925年の普通選挙法の制定以降後者も処罰の対象とされ,現行公職選挙法にもこの種の犯罪が多数規定されている。…

※「買収罪」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android