資金総合口座(読み)しきんそうごうこうざ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「資金総合口座」の意味・わかりやすい解説

資金総合口座
しきんそうごうこうざ

中期国債ファンドを利用した証券会社金融機関との提携商品の一つスウィープサービスともいう。普通預金残高が 30万円をこえ,その超過分が中期国債ファンドを購入できる金額 (10万円以上1万円単位) になると自動的に中期国債ファンドを購入し,逆に普通預金が 30万円より少くなると自動的に中期国債ファンドを解約して普通預金に振込まれるシステム。 1948年に京都信用金庫と大和証券の間で開発された「京信資金総合口座」が最初のもので,その後,他の機関でも行われるようになった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android