…これが19世紀に入ると〈ロシア・ロマンス〉と呼ばれる感傷的な様式にまとまった。アリャビエフの《うぐいす》やワルラーモフAleksandr Egorovich Varlamov(1801‐48)の《赤いサラファン》(1833)など有名・無名の作曲家が数多く作曲し,広く愛唱された。日本でロシア民謡として知られるものにはこのような都会の歌が多い。…
※「赤いサラファン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...