心情(読み)シンジョウ

デジタル大辞泉 「心情」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「心情」の意味・読み・例文・類語

しん‐じょう‥ジャウ【心情】

  1. 〘 名詞 〙 こころで感じ、思っていること。ある物事に接したときのこころの中のおもい。
    1. [初出の実例]「心情不減気猶寛、誰許班毛放若干」(出典菅家文草(900頃)四・白毛歎)
    2. 「遠望の感、心情つなぎがたし」(出典:海道記(1223頃)豊河より橋本)
    3. 「彼の父が流石に僕の心情を察して慰めて呉れた言葉も」(出典:思出の記(1900‐01)〈徳富蘆花〉三)
    4. [その他の文献]〔李濤‐春社従李昉乞酒詩〕

こころ‐なさけ【心情】

  1. 〘 名詞 〙 心持愛情。思いやり。
    1. [初出の実例]「むかし、世心つける女、いかで心なさけあらむ男にあひ得てしがなと思へど」(出典:伊勢物語(10C前)六三)

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普及版 字通 「心情」の読み・字形・画数・意味

【心情】しんじよう

きもち。

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