赤いサラファン

デジタル大辞泉プラス 「赤いサラファン」の解説

赤いサラファン

日本唱歌題名ロシア民謡に基づく。作詞津川主一。「サラファン」はロシアの民族衣装のことで、娘の婚礼衣装をめぐる母の心情を歌ったもの。原曲では娘の心情も歌われる。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

世界大百科事典(旧版)内の赤いサラファンの言及

【ロシア・ソビエト音楽】より

…これが19世紀に入ると〈ロシア・ロマンス〉と呼ばれる感傷的な様式にまとまった。アリャビエフの《うぐいす》やワルラーモフAleksandr Egorovich Varlamov(1801‐48)の《赤いサラファン》(1833)など有名・無名の作曲家が数多く作曲し,広く愛唱された。日本でロシア民謡として知られるものにはこのような都会の歌が多い。…

※「赤いサラファン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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