赤バイ(読み)あかバイ

精選版 日本国語大辞典 「赤バイ」の意味・読み・例文・類語

あか‐バイ【赤バイ】

  1. 〘 名詞 〙 ( バイは「オートバイ」の略 ) 第二次世界大戦前、警視庁で用いた赤色のオートバイのこと。今の白バイに当たる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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世界大百科事典(旧版)内の赤バイの言及

【オートバイ】より

…日本に初めて輸入されたのは1900年ころであり,以後,おもに軍や警察などで用いられた。ちなみにオートバイを交通取締りに用いたのは18年からであり,当初は赤く塗装されていたことから赤バイの名で呼ばれていた。日本でオートバイの生産が本格化したのは第2次大戦後で,軍放出の携帯用通信機などの発電用エンジンを自転車に架装することから始まった。…

※「赤バイ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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