赤糸(読み)あかいと

精選版 日本国語大辞典 「赤糸」の意味・読み・例文・類語

あか‐いと【赤糸】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 赤色に染めた糸。
    1. [初出の実例]「朱公徒は赤糸を以て毛を引たよろいぞ」(出典:古活字本毛詩抄(17C前)二〇)
  3. あかいとおどし(赤糸威)」の略。
    1. [初出の実例]「赤糸の鎧の、菱の板より切捨てたるに」(出典:梅松論(1349頃)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android