赤銭(読み)あかせん

精選版 日本国語大辞典 「赤銭」の意味・読み・例文・類語

あか‐せん【赤銭】

〘名〙 文政四年(一八二一)から通用した寛永通宝四文銭の俗称。鉛分が一〇パーセント混入されたため、外観赤みを呈していることからいい、同時に従前のものを「青銭」と呼ぶようになった。→青銭

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