走ごく(読み)ハシゴク

デジタル大辞泉 「走ごく」の意味・読み・例文・類語

はし‐ごく【走ごく】

《「はしりごくら」の音変化》急いで駆けること。また、駆けくらべをすること。かけっこ。競走
祖父様ぢさま何ぢゃと、―で出で来る子供」〈浄・手習鑑

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精選版 日本国語大辞典 「走ごく」の意味・読み・例文・類語

はし‐ごく【走ごく】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「はしりこくら」の変化した語 ) 競走すること。また、急いで駆けること。
    1. [初出の実例]「祖父様何じゃと、はしごくで出くる子供のぐんぜなき」(出典浄瑠璃菅原伝授手習鑑(1746)四)

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