日本歴史地名大系 「走熊村」の解説 走熊村はしりくまむら 福島県:いわき市旧磐城市地区走熊村[現在地名]いわき市鹿島町走熊(かしままちはしりくま)・中央台鹿島(ちゆうおうだいかしま)村域南西端で蔵持(くらもち)川が矢田(やだ)川に合流する。南と東は下蔵持村、北は下矢田村、西は米田(こもだ)村。磐前(いわさき)郡に属した。近世は磐城平藩領。慶長一三年(一六〇八)の岩城領分定納帳(内藤家文書)では高四〇三石余。正保郷帳では田方三四四石余・畑方五九石余。元禄郷帳では高四一一石余。延享四年(一七四七)の村明細帳(内藤家文書)によれば本田高四〇二石余・反別三三町余、新高二〇石余・反別二町余、家数四二(本百姓一九・水呑二三)、人数一八〇、馬一九。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by