起きて半畳寝て一畳(読み)オキテハンジョウネテイチジョウ

デジタル大辞泉 「起きて半畳寝て一畳」の意味・読み・例文・類語

きて半畳はんじょう一畳いちじょう

人間が必要な広さは、起きている時が半畳で、寝ても一畳あれば足りる。贅沢ぜいたくは慎むべきであるという教え。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ことわざを知る辞典 「起きて半畳寝て一畳」の解説

起きて半畳寝て一畳

人間一人が占める広さは、起きているときで畳半分、寝ても畳一畳にすぎない。むやみに富や地位を求めることはないというたとえ。

[解説] 続けて「天下取っても二合半」ということもあります。

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とっさの日本語便利帳 「起きて半畳寝て一畳」の解説

起きて半畳寝て一畳

人生に対する清貧姿勢を表す。起きて読書に使う空間は畳半分で十分であり、寝る時には畳一枚分の空間があればいいというわけである。富貴や地位さらには物質的な欲望に対する批判的で冷笑的な態度を示す。

出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報

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