起家(読み)チーチャ

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普及版 字通 「起家」の読み・字形・画数・意味

【起家】きか

官にあげられ、出世する。〔史記、武安侯田伝〕入りて事を奏し、坐語して日を移す。言ふ皆聽かれ、人をめて、或いは家して二千石に至る。上を移(しの)ぐ。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の起家の言及

【九品官人法】より

…政府は,この郷品の九等に対応する適当な官品のポストに登用したのである。漢から魏への禅譲革命が実現したのちも,臨時的な必要から生じた九品官人法がそのまま残って,もっぱら地方の豪族や貴族の子弟が最初に任官する,いわゆる起家の際に適用されることになった。この際に,たとえば郷品三品の者は七品官から起家させるというように,郷品から4等さがった官品から出発させ,最終的に郷品と同じ等級の官品まで昇進させるのが慣例となった。…

※「起家」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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