超並列コンピュータ(読み)ちょうへいれつコンピュータ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「超並列コンピュータ」の意味・わかりやすい解説

超並列コンピュータ
ちょうへいれつコンピュータ

演算プロセッサを数千台から数万台結合し,それらを並行して動かしながら全体として一つ処理を行なうコンピュータ。いわゆるスーパーコンピュータを実現するための技術の一つで,大量のデータを高速に処理するためにハードウェアソフトウェアが開発され,流体力学,気象現象,素粒子現象などの科学技術問題に対する数値計算シミュレーション実行に応用されている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android