越の海(読み)こしのうみ

精選版 日本国語大辞典 「越の海」の意味・読み・例文・類語

こし【越】 の 海(うみ)

  1. 越の国に面した海。北陸道に接する日本海古称
    1. [初出の実例]「壬申に、物有りて、形、灌頂幡の如くして、火の色あり。空に浮びて北に流る。国毎に皆見ゆ。或いは曰はく、『越海(こしのうみ)に入りぬ』といふ」(出典日本書紀(720)天武一一年八月)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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