越の海(読み)こしのうみ

精選版 日本国語大辞典 「越の海」の意味・読み・例文・類語

こし【越】 の 海(うみ)

  1. 越の国に面した海。北陸道に接する日本海古称
    1. [初出の実例]「壬申に、物有りて、形、灌頂幡の如くして、火の色あり。空に浮びて北に流る。国毎に皆見ゆ。或いは曰はく、『越海(こしのうみ)に入りぬ』といふ」(出典日本書紀(720)天武一一年八月)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android