越能山都登(読み)こしのやまづと

日本歴史地名大系 「越能山都登」の解説

越能山都登
こしのやまづと

二巻 金沢千秋(瀬兵衛)

成立 寛政一二年

写本 十日町博物館・筑波大学図書館

解説 魚沼郡妻有郷の紀行文で、上巻は越後縮布の製作工程、下巻では山菜や雪中用具の記述が詳しい。著者は幕府役人で、開墾地巡検のためこの地を訪れた。同行した江戸本草学者亀井協従(惣右衛門)の画を添える。

活字本 金沢文庫研究一九〇・一九一、「新潟県史」資料編二三

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android