足羽植物群(読み)あすわしょくぶつぐん

最新 地学事典 「足羽植物群」の解説

あすわしょくぶつぐん
足羽植物群

Asuwa flora

福井県足羽川上流域足羽層産の化石植物群。植物群の構成からサハリンのGyliakian植物群(Santonian)に対比されたが,トリプロジェクタサイテス花粉(Aguilapollenitesなど)の示準性に優れた花粉化石が共産することから,現在ではMaastrichtianと考えられている。石川県手取川上流域の大道谷植物群はやはり同様の花粉化石が多産し,同時代と考えられる。シダ植物・裸子植物(Nilssonia・イチョウ類・球果類),および被子植物から構成される。特に多形性を示すニルソニア葉および数種のスギ科枝条化石が多産する。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 大久保

1 多数の語を集録し、一定の順序に配列して一つの集合体として、個々の語の意味・用法、またはその示す内容について記したもの。語のほかに接辞や連語・諺なども収める。また、語の表記単位である文字、特に漢字を...

辞書の用語解説を読む