球果類(読み)きゅうかるい

精選版 日本国語大辞典 「球果類」の意味・読み・例文・類語

きゅうか‐るいキウクヮ‥【球果類】

  1. 〘 名詞 〙 裸子植物の分類群名で、針葉樹類ともいう。マツスギなどを含み、多く球果を生ずるが、イチイカヤなどのように液果を生ずるものも含む。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の球果類の言及

【裸子植物】より

…裸子植物を今日のように,種子(胚珠)が心皮(心房)に包まれていない植物として正しく認識したのは,ブラウンR.Brownである(1827)。1851年,ホーフマイスターW.Hofmeisterは球果類の球果とヒカゲノカズラ科の胞子囊穂を比較して,両者の器官学的相同性を論じた。これが裸子植物の分類学的位置を決める最初の重要な業績であった。…

※「球果類」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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