足近い(読み)アシヂカイ

デジタル大辞泉 「足近い」の意味・読み・例文・類語

あし‐ぢか・い【足近い】

[形][文]あしぢか・し[ク]間をおかず訪れる。しばしば訪れる。
縁談が始まって居そうな中へ、急に―・くは我ながら気が咎める」〈鏡花婦系図

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精選版 日本国語大辞典 「足近い」の意味・読み・例文・類語

あし‐ぢか・い【足近】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙 訪れることがしばしばである。気安く行き来している。足が近い。
    1. [初出の実例]「主(ぬし)達のやうに、長屋へ足近(アシヂカ)い衆に、いさくさがあっては、跡の為になりやせぬ」(出典:歌舞伎・四天王櫓礎(1810)四立)

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