跡も無し(読み)あともなし

精選版 日本国語大辞典 「跡も無し」の意味・読み・例文・類語

あと【跡】 も 無(な)

  1. 存在事実の跡かたも無くなって、何も残らない。無常ではかない意を含む場合が多い。
    1. [初出の実例]「行く水の 還(かへ)らぬ如く 吹く風の 見えぬが如く 安刀毛奈吉(アトモナキ) 世の人にして」(出典万葉集(8C後)一五・三六二五)
    2. 「めづらかにあともなくきえうせにしかば」(出典:源氏物語(1001‐14頃)夢浮橋)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...

春隣の用語解説を読む