跡を尋む(読み)あとをとむ

精選版 日本国語大辞典 「跡を尋む」の意味・読み・例文・類語

あと【跡】 を 尋(と)

  1. ( 「とむ」は、尋ね求めるの意 )
  2. 行先を尋ねる。あとを追う。
    1. [初出の実例]「雪凌ぐ庵のつまをさし添へて跡とめて来む人を止めん」(出典:山家集(12C後)下)
  3. 昔のことや先人の事跡を尋ね求める。また、それに従って行動する。追随する。
    1. [初出の実例]「さがの山千代のふるみち跡とめて又露分くるもち月の駒〈藤原定家〉」(出典:新古今和歌集(1205)雑中・一六四六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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