跡絶え(読み)とだえ

精選版 日本国語大辞典 「跡絶え」の意味・読み・例文・類語

と‐だえ【跡絶・途絶】

  1. 〘 名詞 〙 ゆききがなくなること。訪れてこなくなること。通ってこなくなること。また、中途でとぎれること。中絶すること。
    1. [初出の実例]「うたがはしほかにわたせる文みればここやとだえにならんとすらん」(出典:蜻蛉日記(974頃)上)
    2. 「とだえなく見たてまつるべければ」(出典:源氏物語(1001‐14頃)葵)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む