跫音(読み)キョウオン

デジタル大辞泉 「跫音」の意味・読み・例文・類語

きょう‐おん【×跫音】

あしおと。「空谷くうこく跫音

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「跫音」の意味・読み・例文・類語

きょう‐おん【跫音】

  1. 〘 名詞 〙 あしおと。きょういん。
    1. [初出の実例]「巖棲自不囂、苔厚跫音遙」(出典:羅山先生詩集(1662)四五・和丈山夏日偶成)
    2. 「又跫音(キョウオン)の疾く聞えんことを恐れて、ぬきあししつつ進み寄りぬ」(出典:即興詩人(1901)〈森鴎外訳〉なきあと)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む