踏み均す(読み)フミナラス

デジタル大辞泉 「踏み均す」の意味・読み・例文・類語

ふみ‐なら・す【踏み均す/踏み平す】

[動サ五(四)]
踏みつけて平らにする。「荒れたグラウンドを―・す」
道が平らになるほど行き来する。
大宮人の―・し通ひし道は」〈・一〇四七〉

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精選版 日本国語大辞典 「踏み均す」の意味・読み・例文・類語

ふみ‐なら・す【踏均・踏平】

  1. 〘 他動詞 サ行五(四) 〙 踏んで平らにならす。また、平らになるほど同じところを行き来する。転じて、往来の多いさまにいう。
    1. [初出の実例]「時に官軍屯聚みて、草木を(フミナラス)。因て其山を号て、那羅山と曰ふ。〈跙、此布彌那羅須と云ふ〉」(出典日本書紀(720)崇神一〇年九月)

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