大宮人(読み)オオミヤビト

デジタル大辞泉 「大宮人」の意味・読み・例文・類語

おおみや‐びと〔おほみや‐〕【大宮人】

上代は「おほみやひと」》宮中に仕える人。殿上人てんじょうびと
「ももしきの―に語り継ぎてむ」〈・四〇四〇〉

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精選版 日本国語大辞典 「大宮人」の意味・読み・例文・類語

おおみや‐びとおほみや‥【大宮人】

  1. 〘 名詞 〙 ( 古くは「おおみやひと」 ) 宮中に仕える人。宮廷に奉仕する官人殿上人(てんじょうびと)
    1. [初出の実例]「ももしきの 淤富美夜比登(オホミヤヒト)は うづら鳥 領布(ひれ)取りかけて」(出典古事記(712)下・歌謡)

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