蹴放(読み)けはなし

精選版 日本国語大辞典 「蹴放」の意味・読み・例文・類語

け‐はなし【蹴放】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 門や扉の下にあって、内と外の仕切りにする溝のない敷居
    1. [初出の実例]「公方様御用あたら 金剛ざうり五六足をく〈略〉かうしのけはなしより、そと礼堂に置之」(出典:東大寺法華堂要録‐寛正六年(1465))
  3. 衣類などの、歩行して足の爪先の当たる部分

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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