デジタル大辞泉 「躙り込む」の意味・読み・例文・類語 にじり‐こ・む【×躙り込む】 [動マ五(四)]座ったままひざを進めて少しずつ入り込む。また、無理に入り込む。「廊下の突膝を、そのまま―・ませて、静かにあとをしめ」〈里見弴・大道無門〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「躙り込む」の意味・読み・例文・類語 にじり‐こ・む【躙込】 〘 自動詞 マ行五(四) 〙① にじるようにしてはいりこむ。無理にはいりこむ。[初出の実例]「にしりこみ独守しもあれはつる庵をみればただ田にしから」(出典:狂歌・堀河百首題狂歌集(1671)雑)② 座ったまま進んではいりこむ。[初出の実例]「帰ると其儘すぐに巨燵へにじり込み」(出典:滑稽本・人情穴探意の裡外(1863‐65頃)二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例