身毛がよだつ(読み)みのけがよだつ

精選版 日本国語大辞典 「身毛がよだつ」の意味・読み・例文・類語

みのけ【身毛】 が=よだつ[=いよだつ]

  1. 神威あるもの、すばらしいものに接し、あるいは、寒さや恐ろしさのために、からだが緊張してこわばる。ぞっとする。戦慄(せんりつ)する。身の毛立つ。
    1. [初出の実例]「修法の声身の毛よだって、いかなる御物の気なり共、面をむかふべしともみえざりけり」(出典:平家物語(13C前)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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