日本歴史地名大系 「車路村」の解説 車路村くるまじむら 新潟県:西頸城郡名立町車路村[現在地名]名立町車路杉(すぎ)ノ瀬(せ)村の北。名立川対岸は谷口(たにぐち)村・躰畑(たいばたけ)村。地元では「くるまんじ」と発音する。村名は車地という輪作地が置かれていたことによるといわれる。上杉氏領有の頃、岩屋堂(いわやどう)観音堂維持のため、当村と岩屋堂に特別税地としての車地が置かれたといわれ、第二次世界大戦後の農地解放まで、村内各戸は持分によって輪作し、岩屋堂観音堂に納税する慣習があった(郷土名立)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by