軋ます(読み)キシマス

デジタル大辞泉 「軋ます」の意味・読み・例文・類語

きしま・す【×軋ます】

[動サ五(四)]軋ませる」に同じ。「座っているいすを―・す」
[動サ下二]きしませる」の文語形

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「軋ます」の意味・読み・例文・類語

きしま・す【軋】

  1. [ 1 ] 〘 他動詞 サ行四段活用 〙
    1. きしきしと音をたてさせる。
    2. 気をもませる。じれったがらせる。
      1. [初出の実例]「それ彼様が彼様が、少きしまして見さんせ」(出典:浄瑠璃・孕常盤(1710頃)四)
  2. [ 2 ] 〘 他動詞 サ行下二段活用 〙きしませる(軋)

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