軋み合う(読み)キシミアウ

デジタル大辞泉 「軋み合う」の意味・読み・例文・類語

きしみ‐あ・う〔‐あふ〕【×軋み合う】

[動ワ五(ハ四)]対立して互いに争う。張り合う。
「世の中が今のように激しく―・わない時分であった」〈谷崎刺青

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「軋み合う」の意味・読み・例文・類語

ぎしみ‐あ・う‥あふ【軋合】

  1. 〘 自動詞 ハ行四段活用 〙 互いに争う。互いにはりあう。
    1. [初出の実例]「れうげちがひし、たがいにぎしみあふ所へ」(出典:歌舞伎・福寿丸(1696)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む