日本大百科全書(ニッポニカ) 「軍都山」の意味・わかりやすい解説 軍都山ぐんとさん / チュントゥーシャン 中国、北京(ペキン)市北西にあって、北東から南西に延びる太行(たいこう/タイハン)山脈の一支脈。南口山脈ともいう。標高1500メートル前後。東端は密雲(みつうん)ダム北西の雲蒙(うんもう)山となっている。主峰は八達嶺(はったつれい/パーターリン)で、尾根筋には万里の長城が連なり、その壮大な景観にひかれて内外から訪れる観光客が多い。峠道は古来華北(かほく/ホワペイ)平原とモンゴル高原を結ぶ交通の要路で、その関門居庸関(きょようかん)に残る過街塔は有名。現在は京包(けいほう)鉄道と豊沙(ほうさ)鉄道が付近を通過している。[船越昭生] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
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