長城(読み)ちょうじょう

精選版 日本国語大辞典「長城」の解説

ちょう‐じょう チャウジャウ【長城】

〘名〙
く連なって築かれた。特に、万里(ばんり)の長城をいう。中国の北方、河北省の山谷関(さんこくかん)から西方に約二七五〇キロメートルつづく大城壁。秦の始皇帝にいたって完成をみた。
※宝覚真空禅師録(1346)乾・立地・常楽寺年忌拈香「金地長城以何報、年々香火擁雲斑」 〔史記蒙恬伝〕
② 一国の重鎮となる人、また、詩文に優れた人をたとえていう。〔南史‐檀道済伝〕

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普及版 字通「長城」の解説

【長城】ちようじよう(ちやうじやう)

万里の長城。〔史記、恬伝〕秦已に天下(あは)す。乃ち~長き、地形に因り、用(もつ)て險塞を制す。臨(りんたう)よりり、東に至る。~師を外に暴(さら)すこと十餘年。

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世界大百科事典内の長城の言及

【河北[省]】より

…北部の山地はモンゴル高原から河北平原に至る漸移地帯をなし,その南西縁が燕山山脈である。万里の長城はこの山脈中にあって,山海関を起点として北西にのび,沿線に開かれた喜峰口,古北口などはモンゴル高原に通ずる要地となっている。北西部の張家口北方にひろがる張北高原はモンゴル高原の一部で,標高1200~1500m。…

【万里の長城】より

…中国で外敵防御のために築かれた長大な城壁。現存の長城は明代,とくにその後半期に築造されたもので,東は渤海湾岸の山海関から,中国本土の北辺を西に向かい,北京と大同の北方を経て,南流する黄河を越え,陝西省の北端を南西に抜けて再び黄河を渡り,いわゆるシルクロードの北側を北西に走って嘉峪関(かよくかん)に至る。地図上の総延長約2700km,あるいはそれ以上といわれ,人類史上最大の建造物とされている。…

※「長城」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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