軒の玉水(読み)ノキノタマミズ

デジタル大辞泉 「軒の玉水」の意味・読み・例文・類語

のき玉水たまみず

軒先から落ちる雨垂れ
「たえだえに―おとづれてなぐさめがたき春のふる里」〈式子内親王集

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「軒の玉水」の意味・読み・例文・類語

のき【軒】 の 玉水(たまみず)

  1. のき(軒)の雫
    1. [初出の実例]「つねならぬよを人しれずながむればあな心ぼそのきのたまみつ」(出典:千穎集(999‐1106頃)無常)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android