…その後ガス袋に安い天然ゴム張りの木綿の布が用いられるようになって機体の大型化が進み,また小型・軽量の内燃機関の発達によって速度が増し,さらにバロネットの採用と水平舵および方向舵の改良とで操縦性が向上した。バロネットというのは,ガス袋の中に入れられた空気入りの小気囊で,低高度では空気を入れてガス袋内の圧力を保持し,高度が上がり対外気ガス圧が高まるとともに空気を排出して,柔らかい外皮で作られたガス袋そのものを船体とする軟式飛行船の形体を保持する役目をする。またバロネットを船体の前後に分けて設け,両者の空気量を調節して機体のつりあいを保つのにも使われる。…
※「軟式飛行船」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新